カラーコーディネーター3級

受験してみて

 受験しようと思ったきっかけは、「私のセンスのなさ」です。
ドキュメントを作っても、画面を作っても人に指摘されるほどではありませんが「センスがないなぁ」と思うシーンが多くありました。この試験の受験がその解にはならなくても、何かヒントは得られるのではないかと思い、受験してみました。感想としては、思ったよりも出題範囲が広く難しいこと、受験会場に若者や女性が多いこと(ここが情報処理技術者試験との最大の違いでしょうか)が挙げられますが、きっちり勉強すれば間違いなく合格できる試験です。合格率も毎回50%程度に達するため、「勉強した人は受かる」「しない人は落ちる」と結果が分かりやすいと思います。

勉強方法

内容の理解は全て電車内で行いました。
下記テキストを使って、テキスト→問題→テキスト・・・と3サイクルぐらい回しました。これだけやれば、誰でも簡単に合格レベルに達することができると思います。

使用したテキスト

 これで合格!カラ-コ-ディネ-タ-3級 DICカラ-デザインスク-ル/都外川八恵 / 高橋書店

 公式テキストに比べて安かったためこのテキストを選択しましたが、どこの本屋に行ってもこのテキストが置いてるため、カラーコーディネーターの試験では、そこそこメジャーなテキストのようです。会場で受験者が使っているテキストをザッと見た印象では、3割くらいの方が、同じテキストを使っていました。若干、表現の分かりずらい部分はありますが、十分理解できる内容に仕上げられていると思います。

カラ-コ-ディネ-タ-検定試験3級問題集 東京商工会議所 / 東京商工会議所 (中央経済社)

 テキストはケチったため、問題集くらいは公式のものを買おうと思い購入しました。解答に対する解説が少ししかないのが残念ですが、テキストと合わせて復習すれば十分です。また、過去問(4回分)がついているため、受験前に試してみることをお勧めします。

受験に備えて

比較的覚えることが広く浅い試験のため、何度もテキストと問題を繰り返して、暗記してしまうのが合格への近道です。テキストや過去問では20個くらいの選択肢から解答を選択させるような問題がありますが、本番では多くて3択に絞られています。そういう意味では、本番の方が点を取りやすいのかもしれません。

受験を終えて

 受験の結果、退室可能時間になったらすぐに退室するほど(30分程度?)で解答が終わり試験を終えました。解答を考えて分かる試験ではないため、勉強すればこの程度の時間で解答できると思います。ところで、合格証の裏についている磁気部分は、いつ利用するのでしょうか・・・?